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倉庫火災に気をつけましょう

  • 売倉庫・売工場ブログ
  • 2020-12-08 10:46:26
2019年7月9日ロイター(https://jp.reuters.com/video/watch/idOWjpvC8ZFFB5BKDO5W9YJJKHBOWYNM2)より引用


「米独立記念日の花火が一瞬にして台無しに、倉庫で火災(5日)

米独立記念日のお祝いに打ち上げられる予定だった花火が、一瞬にして台無しになってしまった。ここはサウスカロライナ州の倉庫。7月4日の早朝、火災が発生し、この日の夜に打ち上げるため用意されていた大量の花火に引火した。火災は出火からおよそ1時間後に消し止められた。けが人はなかったという。」


 
倉庫はその性質上、商品やその梱包材を多量に保管しており、保管している商品が可燃物の場合、商品への引火から火災拡大のおそれがあります。商品が引火性液体等の危険物であれば、その危険性はより高まります。

商品は平積み、パレット積み、鋼製ラック、自動ラックなど様々な様態で保管されていますが、限られたスペースで保管するために高積みされている場合が多く、倉庫内の可燃物量増加に繋がっています。

また商品を保管するためのパレットも、屋外もしくは屋内に保管されており、その多くが木製や可燃性樹脂製です。
また、包装工程を有する場合、商品の包装に使用される段ボールやラップ等の梱包材・包装材も着火源となりうる。作業スペース内に多量の保管・持ち込みがある場合は火災リスクが高まります。


倉庫火災は、発災後の対応に遅れが生じると大規模な被害につながる可能性があることを強く認識しておく必要があります。
また、火災による財物損害のみならず、休業損害、物流やサプライチェーン途絶に伴う顧客の喪失、周辺地域・環境に与える影響などについてもその影響は計り知れません。
常日頃から整理整頓清掃をはじめとした防火の意識を持ち、特に発災した際の対応手順をよく理解しておくことが求められます。
また、発災時の初期消火や被害拡大を極力抑えるために、消火設備や防火区画の設定について、適切な設計、設置を考慮しておくことも重要です。 


乾燥するこれからの季節、皆様も倉庫火災には十分お気をつけください。


引用元・参考文献
東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 2017 No.5 リスクマネジメント最前線 
株式会社インターリスク総研  災害リスク情報 <第 74 号>